iPhoneにTD-LTEが採用されたのは孫社長のおかげ???

今日、びっくりするような記事が「ケータイWatch」に掲載されていました。

TD-LTE推進団体のイベントで発言

スペインで開催されているMobile World Congressに合わせて、ソフトバンクが設立したTD-LTEの推進団体「Global TD-LTE Initiative」が同地でイベントを開催しました。

そのイベントで登壇した孫社長は「スティーブが生きていたころ、Band 41のTD-LTEをサポートしろと言った。(中略)日本は小さいかもしれないが、TD-LTEは無視できない。それを彼が判断してくれて(iPhoneがTD-LTEに対応し)、幸せだと思う」と発言しました。

なにやら孫社長のおかげでiPhoneがTD-LTE(日本ではSoftbank 4G、WiMAX2+としてサービス)に対応したような発言です。

iPhoneとLTEの時系列に矛盾

しかし冷静に考えてみると、ジョブズ氏の生前といえば2011年以前であり、これを進言したとする時期はiPhone 4sの発売以前になり、ギリギリiPhone 5の仕様が決まるか、決まらないかという時期です。ジョブズ氏が関わったiPhoneはiPhone 5が最後と言われており、この孫氏の話は時系列的な整合性がありません。(TD-LTEはiPhone 5発売から2年後に、ようやくiPhone 6で採用されます)

孫社長は昔から話を盛るクセがある気がしますが、今回も盛ってしまったんじゃないかなぁという印象です。

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