iPhoneが決済受付端末に?早ければiOS 15のアップデートで利用可能に

Bloombergの記者はAppleがiPhoneを決済受付端末にする機能をAppleが開発中だと伝えています。国内での利用が可能かは別として、非常に面白い(可能性のある)機能になりそうです。

小規模店舗、移動店舗などで活用

Appleが開発しているとされるのは金銭受け取り側のiPhoneに、支払い側がiPhone(iPhoneのみ?)やICチップ搭載カードをタッチすることで決済が完了する機能です。この機能によって専用端末の設置が不要になり、さらに簡単にキャッシュレス決済の導入が可能になります。またiPhoneは単独での通信機能を備えており、移動販売や小規模テナント、屋台、イベントなどでのキャッシュレス決済導入が加速しそうです。

Apple Pay

この機能がどのような制度設計(サービス設計)で導入されるかはまだ不透明で、日本でも使えるようになるかは微妙なところです。ただもし使えるようになれば、国内のキャッシュレス決済はさらに幅広い業種で採用され、規模の大小を問わず至るところで使えるようになるでしょう。期待したいところです。

iOS 15? iOS 16?

この機能の開発を報じているBloombergの記事によると、新機能の登場は「今後数カ月以内」のようで、最も早いタイミングはiOS 15のアップデートバージョンでのリリースが予想されています。しかし6月のWWDCでiOS 16の目玉機能として発表される可能性も考えられるとしており、発表時期は流動的なようです。

いずれにせよ、この機能の登場によってキャッシュレス決済に大きな変化が起こるでしょう。楽しみに待ちたいと思います。

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