Appleは本日、iPhone 14 Plusを発売します。14 Plusはスタンダードモデルでありながら大画面を搭載するモデルであり、長時間持続するバッテリーも大きな特徴となっています。これまで大画面iPhoneが欲しいユーザーは高額なPro Maxしか選択肢がなかったのですが、14 Plusの発売で少し選択肢が広がることになります。
大画面モデルの最初の選択肢
iPhone 14 Plusの最大の特徴は14 Pro Maxと同じサイズとなる6.7インチのディスプレイです。大画面を活かして、迫力のある動画再生が可能であり、またWebサイトの表示範囲は広くなり、見やすさは他のモデルに比べて格段に上がります。また大きな本体サイズのおかげでバッテリー容量もアップしており、動画視聴は連続で26時間可能とされます(14は19時間)。
これだけ長く動画視聴できるということは、一般的な使い方なら数日は充電せずに使えるでしょう。迫力のある大画面と長いバッテリー持続時間は14 Plusの大きな特徴となるでしょう。ただ大きすぎるのも難点にはなります。私もPlusモデルを過去に使っていたことはありますが、ポケットへの収まりは悪く、iPhoneだけを持って出かけるとは少し不便でした。
とはいえ性能、機能は標準的でいいけど、大画面のiPhoneが欲しいと思っていたユーザーにとってはいいモデルになるのではないでしょうか。ちなみに同じディスプレイサイズの14 Pro Maxとの価格差は3万円です。これをどう捉えるかはユーザー次第といったところでしょう。
来週も何か発売?
Appleは10月にiPad Pro、MacBook Pro、Mac mini、Apple TVの新モデルを発表すると予想されていますが、それぞれ搭載チップの更新程度でそれほど大きなモデルチェンジにはならないと考えられています。そのため金曜日にWebサイトを更新することで発表、発売となる可能性が浮上しており、来週の金曜日(14日)も何か発表、発売があるのではと期待が集まっています。
なおiPad Proの発売の前にはiPad OS 16.1の公開、MacBook Proの発売の前にはmacOS Venturaの公開があると考えられ、最終のベータ版の公開が次の発表のヒントになりそうです。もし今週末、最終ベータ版が一つも公開されなければ、来週の金曜日の発表・発売は新しいApple TVとなるのかもしれません。ちなみに2022年に発売される新しいApple TVは低価格モデル(Apple TV HDのバージョンアップ?)になると有名なアナリストが予想しています。