AppleはWeb版のiCloud(https://www.icloud.com/)のデザインを刷新するようです。これまではアプリのアイコンが並んでいただけだったのですが、試用の始まったベータ版(https://beta.icloud.com/)ではアプリごとに最新情報がタイル形式で表示されるようになっています。
iCloudの利便性向上
Web版のiCloudは端末を選ばずに(Windows PCなどからも)アクセス可能です。外出先などでどうしてもiCloud内の書類を確認・編集したいといった時に使うことが多いのでしょうか。iCloudは個人情報の塊なので、どこからでもWeb版のiCloudにアクセスするというのは不用心なのですが、どうしてもという時に使えることを覚えておけば便利です(アクセスには2ファクター認証があり、他社の不正ログインを防ぐ仕組みはあります)。
このWeb版のiCloudが新しくなります。これまで(上のスクリーンショット)はiPadのホーム画面のように、単にアプリのアイコンが並んでいるだけで、それをクリックしてアプリを開く使い方でした。新しくなったベータ版(下のスクリーンショット)はiPadのウェジェットの表示を意識して、アプリごとの概要(受信ボックス、今日の予定、新しい写真、リマインダーなど)をタイル形式で表示できます。
どのタイルを表示するか、どの順番で表示するかはユーザーがカスタマイズでき、Web版のiCloudがより便利に使えるようになるでしょう。ちなみに私は外出先でiCloudを使うような時は、たいていiPhone、iPad、MacBookのどれかを必ず持っているので、Web版のiCloudを使うことはほとんどありません。