ソフトバンクの記者会見 要点

比較的、地味な雰囲気で始まった記者会見。

電波改善宣言の進捗について説明。

プラチナバンドの基地局建設は短期間でギネスブック級の基地局を開設。3月末までの基地局計画(1.6万局)を今月末には約2万局が開局。前倒しが社内でも必達事項に。

その結果、「つながり率」が向上。音声接続率がNo.1(SB98.4% docomo98.2% au98.0%)に。パケット接続率もNo.1 (SB96.6% docomo96.2% au95.8%)。

都市部のデータ通信量は5年で100倍増加している。このデータをいかにして捌くのか、この問題がスマホ時代で一番の問題。「パケ詰まり」についても言及。アンテナは立っているがデータ通信ができない状態と定義。

近年のLTEスピード競争に提言。瞬間的な最高速は意味がない。光ファイバー並みのLTEは「嘘」。パケ詰まり解消、安定的な高速通信が一番重要。

安定化には基地局の小セル化が重要

ソフトバンクでは数年前からパケ詰まりを予期して小セル化を推進してきた。結果として基地局数は他社を大きく上回る(19万局)。さらにTD-LTE(2.5万局)やWi-Fiスポット(45万ヶ所)を活用している。

今日(21日)からダブルLTE開始。イーモバイルのLTEとの統合を開始、全国同時ではなく、順次全国に計画的に開始。混雑地域を優先して開始。混雑していない基地局に自動的に接続するシステム。対象はiPhone 5, iPad mini, iPad Retina(4th)。来年3月末にはイーモバイルとソフトバンク合計で3.8万局を確保。混雑緩和で利用者の快適性を確保。

地下鉄での携帯電話利用可能、ネットワークのバックホール強化、無障害期間が続いていることなどの説明も。

その結果現状はどうなのか。ソフトバンクが音声、パケットに関して接続率が地域、スポット、時間でNo.1であることを説明。

だそうです。