Appleは今年9月、安価なApple Pencilの発表を計画していたようです。このApple PencilはiPhoneでも使えるものとして開発が進められてきたようですが、なぜか発表直前に計画ごと新しいApple Pencilは破棄されてしまったようです。情報の真偽は不明ですがApple Pencilになんらかの動きがあった可能性はあります（Sketchy rumor claims Apple planned to release a $49 Apple Pencil alongside the iPhone 14, but scrapped it at the last minute）
バッテリー非搭載
Appleが発表したiPad（第10世代）はUSB-C端子を採用したにもかかわらずLightning端子で充電・ペアリングするApple Pencil（第1世代）にしか対応しておらず、この点は多くのユーザーの非難の的となりました。Appleもこの非を理解していたようで、iPad（第10世代）で使える安価なApple Pencilを開発していたと噂されています。このApple Pencilにはバッテリーが搭載されない簡易なものだっとされ、iPhoneでも使える仕様になっていたようです。
iPhoneでApple Pencilを使いたいというユーザー側の要求はずっとあります。特にiPhoneの画面が大型化して以来、Apple Pencilで手書きできる手帳のように使いたいという声は常にあります。しかしAppleは頑なにApple Pencil対応へと動くことはありませんでした。iPhoneがApple Pencilに対応しないのは製品コンセプトに関わる部分でもあり、Appleとしては手帳のように使うならiPad miniを使って欲しいと思っているのでしょう。
しかし、ユーザーとしてはせっかく大画面のiPhoneがあるのだから、これでApple Pencilを使いたいと思うのは自然なことです。なぜAppleはiPhoneでも使えるApple Pencilの開発を進めたのか、そしてなぜ発表直前にその計画を破棄したのか、この噂が本当だとすれば色々興味深い動きがApple内部であったことになります。ただ結果として今でもiPhoneではApple Pencilが使えず、Apple内部でこれまでの方針（Apple Pneicl非対応）を継続するという結論になった可能性が高そうです。