Appleが以前買収したクラシック音楽専門の音楽配信サービスがApple Musicの姉妹アプリとして3月28日に登場します。Apple Music(Apple Music Voiceを除く)に加入していれば無料でApple Music Classicalアプリが利用でき、クラシック音楽に特化した音楽配信サービスを楽しむことができます。
日本は順次対応予定
Apple Music Classicalはクラシック音楽を聴くための専用アプリで、Apple Music(Apple Music Voiceを除く)の加入者は、無料(追加料金なし)で利用できます。Apple Music Classicalは空間オーディオに対応し、また最大192kHz/24ビットのハイレゾロスレスでの再生が可能になっています。さらに楽曲は曲名や演奏者だけでなく作曲家、指揮者、作品番号でも検索可能であり、クラシック音楽を楽しむのに特化したアプリとなっています。
Introducing Apple Music Classical, the new app designed specifically for classical music. Pre-order today on the @AppStore. https://t.co/lwnF4Dx4ua pic.twitter.com/F8uMKMVm2i
— Apple Music Classical (@AppleClassical) March 9, 2023
ちなみにアプリは3月28日公開となっていますが、日本、中国、韓国、台湾ではこの日に公開されません。これら国、地域では順次アプリの利用が可能になるとアナウンスされていますが、その時期は明らかにされていません。遅れの原因は不明ですが、特に東アジアでクラシック音楽配信について共通の問題、障害がある感じではないので、おそらく言語対応の問題ではないかと推測されます。
これまでのApple Musicでもクラシック音楽を楽しむことはできたのですが、再生順や検索性能などで最大限にクラシック音楽を楽しむツールではありませんでした。Apple Music Classicalはクラシックファンにとってかなり魅力的なアプリになるのではないでしょうか。できるだけ早く日本でもアプリを公開してほしいところです。