75Mbps対応の基地局整備が派手なので隠れがちですが、12月15日時点でのiPhone 5やiPad, iPad miniで使えるLTE基地局（37.5Mbps対応）が1万局を突破しています（10,119局）。ソフトバンクのスタートダッシュに取り残されて、それ以降は遅れを釣り続けているKDDIですが、ようやくここまで来たという状況です。
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| ソフトバンクのLTEエリア この広さには同社の最大の武器 |
一方でソフトバンクも整備を進めていて、同仕様の基地局は16,540局にまで増やしています。両社の差はサービスイン時に比べて数百局縮小していますが、まだまだソフトバンクが圧倒的なネットワークでリードしていることも事実です。
両社は競争関係にあるので、基地局整備競争も熾烈でしょう。この調子でLTE基地局の整備を進めてもらいたいところです。ただiPhone 5やiPad mini, iPadの売れ行きは好調で、基地局整備を少しでも気を抜くと、そのまま通信の品質に影響してきます。良好な通信環境を保つためにも継続的な基地局整備が不可欠なのは間違いないです。