KDDIはiPhone 5のLTEサービスでも基本的には75Mbpsで実施すると公言していました。しかし殆どの場所は依然として37.5Mbps対応局となっているのが現実です。ただ、12年末頃から75Mbps対応の基地局の整備は加速しつつあるようです。
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| KDDIの75Mbps対応局が974ヵ所になっている |
11月10日時点で120くらいだった対応基地局も11月末には350程度、さらに12月半ばには970程度へと基地局数を拡大させています。もちろん、現在のエリアをすっぽり75Mbps化するにはこの10倍の基地局が必要なので、まだまだ整備途上なのは事実です。
ただ今日公表された総務省の情報（12月15日時点）の基地局免許情報に掲載されていない場所（京都市の国際会館周辺）でも75Mbpsのエリアを年末に確認しています。おそらくですが、高速エリアの整備は急ピッチで進んでいるのでしょう。早くその恩恵にあずかりたいところです。僕はまだ屋外での超高速LTEはその国際会館周辺でしか体験していません。
なお今回の免許情報では新たに西日本（大阪、神戸、四国、九州）での新規整備が目立っています。
一方、ソフトバンクも75Mbps対応局を増やしています。KDDIに比べると現時点ではスローペースですが、一旦始めると「一気に」拡大しそうなソフトバンクの超高速化も期待していいと思います。
※追記
75Mbpsは理論値であって、どれだけ頑張っても60Mbpsくらいしか出ないでしょう。状況によってはさらに速度は低下しますが、50Mbps台もよく見られます。