iBooksはPDF保存場所から脱却できるか

日経新聞によると今月中にiBooks Storeで日本語の書籍が配信される、とのことです。真偽のほどはよくわかりませんが、大手出版社と配信について大筋で合意したようです。いよいよAppleも日本の電子書籍市場に参入して、大暴れするのでしょうか。AppleはiPadやiPhoneを武器に一気にシェアを獲得してもおかしくはありません。

旅行の各種手続きと
路線図が保存されています

これでiBooksアプリもいよいよ本領発揮となるのでしょか。現時点でiBooksは簡単にPDFを保存し、また閲覧できるので、ちょうどいいPDFの保存、閲覧場所になっていました。例えば旅行前に観光マップや現地の路線図、各種交通機関の時刻表などをWebで調べて、そのPDFをiPhoneやiPadのiBooksに保存しておけば、いつでもオフラインで閲覧できて便利でした。

このように、もっぱらPDFビューワーとして使っていたiBooksですが、電子書籍の配信が始まれば電子書籍は威信プラットフォームへと脱却できるでしょう。ただ、僕は既にKindleを使っていて、敢えてiBooks Storeを使う理由もありません。なにか画期的なサービスがあるなら別ですが、当分はKindleを使うことになると思います。画期的なサービスに期待しつつ、iBooks Storeの開業を待ちます。

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