iPhone 6sの発売当初、話題になったプロセッサメーカーによるバッテリー持続時間の差ですが、Appleが公式で「通常の利用環境ではほとんど差はない」と発表してからこの話題は沈静化していました。しかし次期iPhoneであるiPhone 7ではバッテリー持続時間が劣るとされたサムスン製のプロセッサは採用されない見通しのようです。
アタリのプロセッサを製造していたTSMCに供給元が一本化されるようです。Appleは公式にプロセッサメーカーによる性能差は「ほとんどない」としていたのですが、次期iPhoneでサムスン製プロセッさの採用を見送ったことは、公式見解とはまた違った結論を内部的に持っていたのかもしれません。
ちなみに僕のiPhone 6sはサムスン製のプロセサを搭載しています。搭載プロッセッサの確認は無料アプリ「Lirum Device Info Lite」でできます。Model:N71APとなっていればサムスン製、N71mAPとなっていればTSMC製のプロセッサを搭載しています。
確かにバッテリーの持続時間は以前使っていたiPhoneのどのモデルよりも短いのですが、これがプロセッサに起因する短さなのか、バッテリー容量の違いによるものなのか、iPhone 6sの特性による短さなのか、それとも気のせいなのか、判断はつきかねます。
次期iPhoneではバッテリー持続時間をしっかり管理してもらいたいとも思います。どうもiPhone 6sのバッテリーは公式の数値より持たないという声をよく聞きます。不満も多かったのか、Appleはバッテリー内蔵ケースまで販売するようになりましたが、次はこんなことにならないようにお願いしたいところです。