アメリカではショッピングセンター内のApple Storeは売上の成長に陰りが出てきて、もはや目玉テナントではなくなりつつあるとBuzzFeedが報じています。このニュースでもわかりますが、アメリカには路面店だけでなく、ショッピングセンター内にも小型のApple Storeが入居しています。
 |
| テナントタイプの小型Apple Store、奥にはGenius Barもある |
このテナント方式のApple Storeは日本でも普及するのでしょうか。現在、日本では大型家電量販店にはApple Shopが入居しており、大都市でApple製品の購入に困ることはありません。しかしApple Storeの役割は販売だけではありません。Genius Barやワークショップ、Applel製品を楽しくするアクセサリの販売など、その役割は多岐にわたります。
 |
| ヨドバシAkibaのApple Shopオープン時の看板 |
そう考えるとApple Storeが地方都市にも出店されることが望ましいのですが、出店場所の一つの候補が大型ショッピングセンターになるのは自然です。これまでAppleは直営店を全て路面店で展開してきました。しかしApple Watch専門店は伊勢丹新宿本店に出店し、また頓挫したもののApple Storeを新宿の新しい駅ビルに出店する計画も進めていました。
これらを見ると今のAppleは路面店にそれほど強いこだわりを持ち続けているわけではなさそうです。ショッピングセンターへの出店は現実的になりつつあると考えます。近い将来、地方都市のランドマーク的な商業施設へのApple Store出店が開始される可能性は十分あると考えます（あくまで素人予想です）。