今年のiPhone、料金競争はMVNOに任せてキャリアはサービス競争を

今年もiPhone発売が近づいてきました。毎年ソフトバンク、ドコモ、auは発売当日までiPhone向けのプランやキャンペーンで競争を展開します。一社が一歩抜けたと思うと、他社が追随するという神経戦で、結局は3社とも横並びになるのですが、それでも特徴のあるキャンペーンもちらほら見かけます。

去年の競争ではソフトバンクのアメリカ放題が良かったです。僕自身はアメリカに行く機会はなかったのですが、友人などでアメリカに行った人に聞くと料金がかなり節約できたと評判もまずまずです(他社につながる事もあるので注意はしていたとのこと)。他社が追随できないサービスだった点が素晴らしいと思います。

今年もキャリアの色を前面に出したサービス競争を期待します。料金競争はMVNOに任せてしまえんばいいと思います。SIMフリーiPhoneも同時に発売され、また各キャリアが販売するiPhoneもSIMロック解除が義務付けられます。低料金志向の人はいくら引き止めてもMVNOへと流れていくでしょう。

やっぱりサービス競争です。ソフトバンクだと最近話題のNetFlix(ソフトバンクと業務提携)のサービスと絡めても面白そうです(料金6か月無料、動画分はデータ通信カウントせず、など)。また、ソフトバンクの子会社(スプリント)が実施している端末リースサービスを国内でも開始するのも入手方法の多様化という点で歓迎です。

また、どこのキャリアでもいいのですが音楽系のデータ通信を月間データ量にカウントしないサービスなんかも面白そうです。「iPhone購入者へデータ通信量のボーナス!」なんていう平凡でありきたりなサービスにはあまり魅力を感じません。

Appleの発表イベントにも注目していますが、その後のキャリアの競争にはもっと注目しています。

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