今回のWWDCがApple Watchの試金石に

いよいよあと4時間と少しでWWDCが開幕となります。最初に行われるKeynoteは今回も注目の発表が幾つもありそうですが、Apple Watchにとって今回のKeynoteが試金石になるのではないでしょうか。

まずApple Watchがどのくらい売れたか、発表があるかどうかに注目です。どのくらい売れたかの実数が判明すれば開発者はそれに沿ってダウンロード数を予測して、対応アプリを開発できます。あまり売れていなならApple Watch対応アプリの開発を延期することも考えられます。逆に予想より売れていれば、対応アプリ開発のメリットが増すこととなり、今後多くのアプリがApple Watchに対応することになるでしょう。

もしApple Watchの販売実数の発表がなければ、あまり売れていないんじゃないかとの憶測を招きそうです。これもApple Watchの発展にはマイナスになるでしょう。

現在のWatch OSはVer.1.0.1です

そしてもう一つ、 Watch OSが新しくなります。おそらくWatch OS 2.0が発表(リリースは秋?)されることになりそうですが、そのWatch OSが開発者にどのように映るか、
これも重要なポイントです。アプリ開発者が「これで面白いことができる!」と感じることができれば、Apple Watchはますます面白くなるでしょう。逆に「うーん、Appleは何を目指しているのだろう」と疑問を持たれてしまうと、Apple Watchの可能性が狭まってしまう危険性があります。

いずれにせよアプリ開発者あってのApple Watchです。WWDCでどこまで開発者の関心、興味、好奇心を刺激できるかが今後のApple Watchを左右することは間違いないでしょう。

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