Appleの円建てiBond(社債)、個人では買えません

Appleは4日に円建てで2,500億円の社債を発行しました。誰が呼んだのか、Appleの社債は「iBond」と呼ばれているようですが、今回のiBondは初めての円建てでの起債となりました。

5年債で利率は0.35%と低めに設定されました。3日に販売されたソフトバンクの個人向け社債(5年)の利回り1.36%と比べると利率の低さが際立ちます。それでもiBondには銀行や生保からまとまった買いが入ったようです。

今回の円建てiBondに対しては格付け機関も「AA+(S&P)」「Aa1(ムーディーズ)」とかなり高い評価をしています。発行額も「最低でも1,500億円」で募集を開始したものの、人気が集まり「2,500億円まで膨らんだ」と報じられています。

iPhoneを筆頭に国内のApple人気は衰えを見せません。その勢いは社債にまで及んだということかもしれません。ちなみに起債によって調達された資金の一部は横浜で進められている研究開発拠点の整備にも当てられると報じる新聞もあります。

今回の円建て社債は個人が購入できる商品ではないため僕には全く関係ありませんが、Appleファンとしては調達された資金での研究開発拠点の整備進展に期待しています。

詳しい記事:米アップル債「iBond」が日本上陸 高格付けと利率で大人気

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