今年のWWDCもハードよりソフト?

来月AppleはWWDC を開催します。毎年ここで何が発表されるかはAppleファンの大きな関心ごとになっています。少し前はこの場でiPhoneの新モデルの発表やMacBook Proの新モデルの発表もあったため、ハードのお披露目の場として期待する向きもありました。昨年もApple TVの新モデルやiPad Air Retina、Mac miniなどの発表があると噂が先行していました。

しかし昨年のWWDCで新モデル発表はありませんでした。やはりWWDCは開発者向けのイベントということもあり、OSや新しいプラットフォームの発表に力が入れられるようになっています。おそらく今年もハードの発表はそこそこに、Appleが目指す将来を、開発者がどう作っていくかを考える場になるのだと思います。というより、発表すべきハードはすでにモデルチェンジを果たしました(Apple TVを除く)。

HomeKitやHealthKit、Watch OSなどAppleは立て続けに新しいプラットフォーム、OSを発表しています。これらをどう組み合わせ、どういうサービス、アプリ、製品を作っていくか、そうした情報を世界の開発者が共有する場になるのではないでしょうか。そしてその中心的な役割を担う存在としてApple TVの新モデル発表があれば嬉しいのですが、どうでしょうか。

ちなみにApple WatchのアプリもiPhoneのHealth機能も、まだまだ全然満足でいるレベルではありません。これらの成功はアプリ開発者の手腕にかかっていると言っても過言ではないでしょう。僕のような一般ユーザーは、いいアプリは無料版ではなく有料版を使うという形で開発者を応援するのも、新商品、新機能の発展に貢献することになるのかもしれません。

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