この秋リリース予定と公表されているmacOS SierraのリリースがiOS 10よりも少し遅れる(10月頃?)かもしれないという観測が出ています。ベータ版のリリースペースからの推測なのですが、macOSがiOSよりも遅くリリースされることはよくあるので、macOS Sierraのリリースは本当に遅れるのかもしれません。
最新OSが揃って使える便利機能
macOS Sierraの新機能はたくさんあるようですが、僕が一番期待しているのがApple Watchを使った自動ロック解除です。Apple Watchをつけていれば、MacBookを開くだけで、パスワードを入力しなくてもロックが解除される機能です。同様の機能を提供しているアプリもあるのですが、簡便性はこの機能の方が上のようです。とても期待しています。
ただ自動ロック解除機能を使うには、macOS SierraとwatchOS3が必要です。MacBookにもApple Watchにも最新のOSをインストールする必要があり、macOS Sierraのリリースが10月になるとすれば、この機能を使えるようになるのも10月になってしまいます。早く使えるようになって欲しいと期待しているだけに、macOSリリースが遅れるという情報は少し残念です。
自動ロック解除機能は便利なはず
今回、macOS SierraとwatchOS3の組み合わせで使えるようになる自動ロック解除機能はかなり便利なはずです。安定性や誤作動の有無もきになるところですが、安定して使えるならApple WatchはMacBookの必需品になるかもしれません。
特にMacBookを仕事や勉強でメインに使っている人にとって、作業を再開するごとにパスワードを入力するのは面倒です。一日に何度もあるので、自動ロック解除が使えればこの面倒さから解放されるはずです。これまで通知の受け取りが便利と言われていたApple Watchにもう一つの便利機能が追加されたと言っても過言ではないでしょう。
ちなみに自動ロック解除機能に対応するのは2012年中頃以降に発売されたMacBookとなります。Bluetooth LEに対応していない古いMacBook AirやMacBook Proではこの機能は使えません。