iPhone 7/7 Plusの通信速度対決、箱ひげ図公表は早めにお願いします

明日、日本時間では明後日未明に発表されるiPhone 7/7 Plusは早い予測で、来週の金曜日(16日)にも発売になります。毎回、最新のiPhoneの発売直後は各キャリアごとに通信速度の比較、通信の快適性の比較が活発に行われます。ただメディアの記事ごとに計測基準が統一されていなかったり、キャリアの宣伝のための計測であったり、問題も多くあったのも事実です。

それを解消するため、昨年からは総務省がガイドラインを定めて通信速度計測の基準を統一しています。通信キャリアによるiPhone 7/7 Plusの速度対決はこの統一基準のもとで実施されることになります。

iPhone 6sの結果公表は12月末

ドコモの下り実効速度 (iPhone 6s)

昨年、iPhone 6sの発売後初めて各キャリアが総務省の基準のもとで速度を計測しました。10月から12月にかけて計測し、結果は12月末ごろに出揃っています。しかし12月末だと、すでに多くの人がiPhone 6sを購入した後であり、購入の参考にならなかった人も多かったでしょう。今年はもう少し早く公表してもらいたいと思います。

auの上り実効速度 (iPhone 6s)

実際、auの「上り」は他社に比べて極端に遅いことがこの計測で改めて確認されました。これはiPhoneを契約するキャリアを選ぶ上でも重要な情報だったと思われ、多くの人が購入する時期(発売直後)に公表されてしかるべきだったと考えます。キャリアによって有利不利はあるとは思いますが、それでも消費者には正確な情報を開示すべきでしょう。

iPhone 7/7 Plusの通信速度は

毎年、眼を見張るようなスピードで通信速度の上限は上がっています。iPhone 7/7 Plusの通信速度はau端末で下り最大370Mbpsドコモ端末で375Mbpsソフトバンク端末で262.5Mbpsあたりになるでしょう(それぞれ現時点でキャリアが発表している対応最大速度)。LTEが始まった頃の下り最大37.5Mbpsの時代が嘘のような速さです。

docomoの下り最大速度

auの下り最大速度

まあこの最高速度に対応しているのはごく一部の地域で、対応地域内で計測してもこんな速度は出ないので、そういう意味でも実際の利用シーンに近い計測が行われる総務省基準の計測結果は早めに公表されるべきです

ちなみにiPhone 7の通信速度についてはまだ未確定な部分が多くい、機種自体は450Mbpsもしくは600Mbpsに対応するとも言われています。しかしキャリアアグリゲーションの対応周波数などで最高速度が変わるため、正確な情報は各通信キャリアの発表を待つ必要があります