Apple Watchは発売から1年半が経過したものの、未だにイマイチのポジションから脱し切れていません。しかしApple Watch Series2はGPSを搭載し、この秋からFeliCaを使った日本のApple Payに対応し、また今日からmacOS Sierraと連携してMacBookなどのロック解除が可能になりました。これらを通してApple Watchの利用価値は発売当初に比べて大幅に向上するはずです。
財布どころかiPhoneを取り出す必要もない
僕はよくドトールやサンマルクカフェでMacBookを開いて作業するのですが、その際、Apple Watch Series2があればSuicaを使ったApple Payで支払いを済ませることができるので、財布を出す必要はなくなるでしょう。また席について、MacBookを開いてもパスコードを入力せずにロック解除ができます。AirPodsを使っていれば、カバンの中のiPhoneの着信にも対応できそうです(イヤホンがなくてもApple Watchでも一応通話はできます)。
Wi-Fiがない店でも、カバンの中のiPhoneを取り出して操作しなくても、Instant HotSpot機能を使えばテザリングが可能になります。店に着いてから、帰るまで、財布どころかiPhoneも取り出さずに済みます。Apple Watchの発売当初からiPhoneを触ってる時間が減るとの感想が多かったのですが、今後はさらにそれが加速すると思います。
ちょっとした外出ならiPhoneナシでも
スマートフォン時代になって、ほぼ全ての時間をiPhoneと過ごすようになったのですが、Apple WatchをつけるとiPhoneも財布も家に置いて出かけたくなりそうです。途中にコンビニや自動販売機で買い物をしたくなったとしても、Apple WatchのSuicaで買えばOKです。iPhoneを持たずに散歩するのは一種の開放感を味わえそうです。
Apple Watch Series2にはGPSが搭載されるようになったので、ランニング、ジョギングでも腕にiPhoneを縛り付けておく必要はありません。大きくなったiPhoneを腕につけて走るのは邪魔だったのですが、それからも解放されます。Apple Pay対応、GPS搭載、MacBookの自動ロック解除と機能は充実して来ています。そろそろApple Watchを買わない理由がなくなってきたのではないでしょうか。