iOS 10で使えるようになった、カメラやスクリーンショットのシャッター音を消す「裏技」はiOS 10.1からは使えなくなりそうです。もともとiOS 10のバグ(不具合)を利用してシャッター音を消していたため、それがiOS 10.1 Beta2で修正されてしまったようです。
シャッター音は本当にうるさい
iOS 10になってからスクリーンショットの時やカメラの撮影の時のシャッター音が大きくなりました。iPhone 7ではステレオ機能が搭載されたため、下部のスピーカーを指で押さえて音を小さくする「小技」も使えなくなっていました。そのためiOS 10のバグを利用してシャッター音を消す「裏技」が発見された時には、大きな話題になりました。
iPhone 7 Plusでたくさん写真を撮っていますが、シャッター音は本当にうるさく、静かな店の中での撮影や部屋で子供の写真を撮るときは特にうるさく感じます。迷惑行為防止のためにシャッター音をつけているようですが、このシャッター音が迷惑になっています。iPhoneのシャッター音を何とかして消したいという人が多いのも納得です。
話題になれば対策される
Appleもシャッター音が消える「裏技」が発見されてしまうと、iOSの更新時に対策することとなります。話題になった裏技の寿命は短いということでしょう。iOS 10.1に更新する際には、シャッター音が消せなくなることを頭の片隅に入れておく必要があります。
ちなみにFeliCaを利用したApple Payを使うにはiOS 10.1にOSを更新する必要があります。シャッター音ナシか、Apple Payか、どちらかを選べと言われればApple Payを選ぶでしょう。残念ですがシャッター音のないiPhoneとはあと数週間でお別れです。