来日したAppleのティム・クックCEOがBazzFeed Japanのインタビューで自身の生活スタイルについて答えています。その中で朝は3時45分に起床していると語っています。
以前より45分早く起床
クック氏は以前から4時30分起床の早起きで有名でしたが、それを45分早めているそうです。紅茶を飲み、ジムでトレーニングして6時に出勤という生活は健全を絵に描いたようなスタイルです。クック氏はおそらく早めに仕事を切り上げ、夜は早く寝ているのでしょう。日本でこの生活スタイルを取り入れるのはかなり難しいですが、試してみたい生活です。
【New!】「人の働き方を改善したい」 ティム・クックCEOが語った #Apple と日本 #TimInJapan https://t.co/rrFSFK0tL7 pic.twitter.com/RyUuAjm3Bj
— BuzzFeed Japan (@BuzzFeedJapan) 2016年10月13日
クック氏は長時間労働に対して否定的で「多くの国、もちろん日本でも、人がこれ以上さらに働くことは不可能だ。長時間労働は正しい答えではない。正解なのは、テクノロジーで何か手助けになることがないか、見つけ出すことだ。Appleは人の働き方を大きく改善していきたい」と発言しています。多くの意味を含み、日本社会が抱える課題を解消する一つの道筋をAppleが示しているとも言えます。
AIやARは現実を侵すものではない
さらに同氏は仕事の効率化にはAI(人工知能)やAR(拡張現実)がコアテクノロジーとして貢献すると予想しています。これら技術が人間性を侵す存在とする意見もあるのですが、クック氏は「私にとって、人との触れ合いを取り替えるものなんて何もない。それを促進するのがテクノロジーだと思う」として効率化は決して人と人とのふれ合いを侵すものではないと認識しているようです。
AppleはiPhoneやMac、Apple Watchなどの商品、さらには未来に発売される新商品を通して、仕事や生活を効率化していくことは間違い無いでしょう(もちろん他のテクノロジー企業も)。その効率化が人間に豊かさをもたらしてくれることを願いつつ、Appleの提示する世界に夢を見ていきたいと思います。