Pokémon GO開発チームは「Pokémon GO」アプリの更新を発表しました。iOSアプリが更新できるようになるにはあと数日かかると思われますが、今回の更新でログインボーナスやジムバトルのバランス調整が実施されます。しかし期待しているApple Watchへの対応はまだのようです。
Apple Watch対応は年内（実質的には12月上旬までに？）
今回の更新でPokémon GOがApple Watchに対応しなかったことで、「年内」となっている対応予定期日が迫ってきました。Pokémon GOはだいたい月に2回、上旬と下旬にアプリを更新します。そのためApple Watch対応は11月下旬、12月上旬、下旬の更新のどこかで実施されるはずです。
しかし12月下旬はApp Storeの審査業務が休業状態となります。新規アプリのリリースだけでなく、更新版のリリースもクリスマスから年末にかけて休止します。Pokémon GOも例外ではないでしょう。おそらく11月下旬、12月上旬の更新のどこかでApple Watchに対応するはずです。
すでにブームは終わったか
Pokémon GOは熱狂的なブームと共に日本に上陸しました。しかしそのブームはすでに落ち着いています。街で見かけるPokémon GOユーザーはめっきり減りました。ユーザー層も当初とは変わり、若年層がPokémon GOから離れた一方で、年配のユーザーはまだ多く残っている印象です。僕もその一人です。年内に予定されているApple Watch対応で年配ユーザー層にApple Watchの需要が出るか、注目です。
もう少しApple Watch対応が早ければ、ブームで盛り上がった多数のユーザーにもApple Watchが訴求できたかもしれません。しかし今はもうそういう状況にはないような気もします。ただブームは終わったとはいえ、セールス的には依然として好調が続いているとみられます。
11月7日時点でiOSアプリのセールスランキング（アプリ内課金を含む販売ランキング）では4位に位置しており、課金を重視しないアプリの方針にもかかわらず、この順位は優秀だと考えられます。ブームは終わったものの、一定のユーザーはPokémon GOに残っていると考えられ、そのユーザーに対してApple Watchが魅力的な商品になれば、Apple Watchの販売数にもプラスになると考えられます。