12月上旬から販売の始まったAmazon dashボタンは現在でも人気のボタンは数週間待ちの品薄状態となっています。僕のボタンも販売開始の二日後に注文したにもかかわらず、配送予定日は12月28日となっていましたが、どうやら前倒しされて配送されるようです。
dashボタンはめちゃくちゃ便利
物理ボタンのみのdashボタンはiPhoneやiPadのようにタッチ操作ではなくディスプレイもなく、最近のガジェットとしては原始的とも言えるディバイスです。しかし日用品の注文という点においての便利さはスマホやタブレットよりも上です。dashボタンが便利なのは必要になった時、その時すぐに注文ボタンを押せる、まさに直感的な操作を実現しているからだと思います。
この直感的な操作を優先するためにもdashボタンの裏面にあるシールの粘着力は弱く貼る場所を選ぶのですが、できるだけ注文商品の保管場所の近くに貼るべきでしょう。こうしたボタンが普及すれば、洗面所や収納にボタンを貼るスペースがあらかじめ設定されているような商品も出てくるかもしれません。そのくらいdashボタンには将来的な可能性を感じます。
Appleにも物理ボタン開発を期待
便利に使えるdashボタンなようなディバイスをAppleも開発して欲しいと思っています。様々なiOSアプリで設定した一つの操作ができるようなボタンがあってもいいと思います。例えばボタンを押せばリビングのApple TVが起動してお気に入りのプレイリストの音楽が流れる、メッセージアプリで定型文を設定した人に送信する、HomeKit対応製品のコントロールのトリーがとするなど考えられることはたくさんあります。
iPhoneやiPad、Apple Watchも便利ですが、今ここで操作したい要求を高水準に満たすのは適切な場所に設置した物理ボタンだということをAmazon dashボタンが証明してくれました。
ちなみにAmazon dashボタンを使うには年会費3,900円のAmazonプライムに入会する必要があります。