Appleの4−6月期決算に日本のスマホ市場低迷は影響するか

アメリカ東部時間の22日午後5時(日本時間23日午前6時)にAppleは第3四半期(4−6月)の決算発表を行ないます。近年のAppleの業績拡大は日本市場と中国市場が牽引する形となっていることは既報の通りですが、今回も日本と中国の成長が期待されています。

しかし日本のスマートフォン市場は4月以降、前年比で6〜8割程度に落ち込んでいます。Appleの稼ぎ頭でもあるiPhoneの販売もその影響を受けて相当落ち込んでいることは確実です。キャッシュバックがなくなったこと、増税前の駆け込み需要があったことなどの影響ですが、販売の状況は大きく変わっています。iPhoneが販売ランキング上位に来ることも少なくなりました。既にAppleの成長を牽引するほどの強さがなくなっている可能性も考えられます。

この状況を知ってか知らずか、海外のアナリストは依然としてドコモとチャイナモバイルという巨大キャリアがiPhoneを販売したことでiPhoneの成長が続いていると予想しているようです。数字としてはiPhoneは前年比14%程度の売上増と予想されているみたいです(海外サイト: 9 to 5 MAC)。

さて、その結果はどう出るのでしょうか。

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