Appleは開発者向けにiOS 10.3 beta3を公開しています。beta2の公開からちょうど2週間でリリースされており、iOS 10.3開発が順調に進んでいることが伺えます。このままbeta5くらいまで更新が続いた後に正式版の公開となるのではないでしょうか。
古い32bitアプリに警告
iOS 11ではiOSアプリは64bitに対応する必要があると言われており、iOS 10.3では32bitアプリに対して警告が出るようになります。その警告がiOS 10.3 beta3で確認されたようです。今年の秋、iOS 11が正式にリリースされるのと同時にiOSアプリは完全に64bitへと移行すると考えられます。
MacRumorsより
それ以外のiOS 10.3の新機能はこれまでに確認（iOS 10.3 ベータ版から判明している新機能とは？）されたものです。「AirPodsを探す」や「iCloud内のユーザーデータ活用」は注目されており、iOS 10.3リリース時に大きな話題になるでしょう。ちなみにiOS 9.3は3月末のリリース前にAppleが新機能をサイト上で告知していました。もしかしたらiOS 10.3も正式リリースまでに概要が公式に発表されるかもしれません。
正式版リリースは3月中旬から下旬
このまま順調にiOS 10.3のベータ版更新が続けば、iOS 10.3 beta5かbeta6のリリースの直後に正式版がリリースされることになりそうです。僕の予想では3月中旬（おそらく15日頃）にAppleはスペシャルイベントを開催し、イベント終了直後からiOS 10.3の正式版のダウンロードが可能になると考えます。
ただスペシャルイベントを3月下旬（末）と予想する向きもあります。そうなれば2週間後、3月29日近辺がイベント開催日、iOS 10.3の正式リリース日になると考えられます。なおスペシャルイベントではiPadの新モデルが発表されると考えられており、その新モデルの発売（おそらく3月末）までにはiOS 10.3の正式版がリリースされることになるでしょう。