Amazon「echo show」、ライバルはiPadだ

日本時間の深夜に発表されたAmazon echoの新端末「echo show」はこれまでのEchoに7インチのタッチディスプレイを搭載し、操作性や視認性を高めた端末となっています。リビングに1台、一家に何台も、というまさにiPadが目指すポジションでAmazonが勢力を拡大させそうです。

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音声操作を補助するディスプレイ

echo showはあくまで音声アシスタント端末です。そのためハンズフリーで使うことが前提であり、ディスプレイはスタンドと一体となっており、手で持って使う端末にはなっていません。この点がiPadと大きく異なる点です。iPadと比べると使い勝手が悪くなりそうな気がしますが、echo showは利用シーンを限定したことで逆に使いやすくなった印象を受けます。

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一方でiPadは動画も見られて、ゲームもできて、Facetime(ビデオ通話)もWebブラウジングもできる、欲張りな端末です。これはこれで素晴らしい特徴なのですが、一方で用途がぼやけてしまう危険性もあります。iPadで家電を操作しようと思っても子供がゲームをしていて離さない、なんてことはよくあり、用途が多岐にわたるための不都合というのは確かにあります。

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また「Hey Siri」と呼びかけ用にも、家のどこにiPadがあるかわからないこともあります(また古い機種は電源に繋がれている必要があります)。バッテリーが切れていることもたまにあります。持ち運びが便利なタブレット端末をホームアシスタント端末として使うのが不便と感じることもあります。

Echo Showの価格はiPadを意識?

Amazonはecho show1台229.99ドルで販売します。しかし2台まとめて買うと100ドルの割引を受けられ、359.99ドルとなります。この価格は先日Appleが発表したiPad329ドルとほぼ同等であり、Amazon echo2台とiPad1台がほぼ同じ価格となります。

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音声アシスタント端末は家に何台かあった方が便利なので、多くの人が2台セットで購入するでしょう。その時に安くなったiPad1台分の値段だと考えれば、消費者の財布の紐も緩むのかもしれません。

Appleにとって、そしてなんとか販売を回復基調に乗せていきたいiPadにとって非常に強力なライバルが登場したと言えそうです。

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