HomeKit対応製品を連携してコントロール やっぱりさらなる品揃えが必須

HomeKit対応製品は徐々に日本でも購入できるものが増えています。しかしまだまだ理想のホームオートメーションを実現するほどの品揃えには達していません。ただ連携させて使うことで、対応製品が揃った時の便利さを想像することはできます。

eve room

センサーとの連携には可能性

今、僕が使っているHomeKit対応製品は「Philips Hue」と「Elgato Eve Wireless Room Sensor」です。Hue時間が来たら自動的に点灯させたり、iPhoneで明るさ、色を調整できたりするので非常に便利です。またEve環境センサーは部屋の温度湿度エアクオリティを自動で記録しつつiPhoneで確認できるようにデータを送信してくれます

hue

それぞれ連携させる必要がないので今まで連携させてはいませんでしたが、センサー照明を連携させることはできます。例えばセンサーで感知した温度が30度以上になれば、室内の高温を警告する意味で照明の色を赤くすることもできます。これから暑くなる季節、熱中症の予防にも役立ちそうです。

homekit

しかし現時点では連携するにしてもこの程度です。もう一歩踏み込んだ連携を実現するにはさらなるHomeKit対応製品の国内販売を待つしかありません。HomeKit対応のスマートプラグが国内でも販売されていれば、例えばセンサーで室内のエアクオリティの悪化を感知すれば、スマートコンセントに接続された換気扇が自動で作動するなんて使い方ができます。またHomeKit対応赤外線リモコンがあれば、温度や湿度をトリガーにしてエアコンを作動させることもできます。

HomeKit対応製品を今以上に便利に使うには、今以上の対応製品の国内販売が必須です。

au HOMEにはリモコンもプラグもある

先日、auが発表したau HOMEには秋以降に販売する予定の商品として赤外線リモコンスマートプラグがリストアップされています。この製品を何とかHomeKit対応として販売して欲しいところです。auはau HOMEの製品をGoogle Assistantに対応させるとしていますが、もう一歩踏み込んでHomeKit対応製品として、多少高くてもいいので単体で(au HOMEサービス加入者以外にも)販売して欲しいところです。

au home

来週のWWDCでSiriスピーカーが発表されるという情報もあります。Siriスピーカーを便利に使うならHomeKit対応製品が家の中に多くあればあるほどいいでしょう。Siriスピーカーの普及が、日本でHomeKit対応製品が多数販売されるきっかけになるなら、この発表には大いに期待したいと思います。

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