Appleは現地時間9月12日（日本時間9月13日）にスペシャルイベントを開催します。もちろんこのイベントの主役はiPhoneですが、ラインナップは例年とは大きく異なると予想されています。
iDrop Newsより
iPhone 7s,iPhone 7s Plus, iPhone 8
今予想されているラインナップはiPhone 7/7 Plusの発展版としてiPhone 7s/7s Plusが発売され、さらにプレミアムモデルとしてiPhone 8が発売されるというものです。iPhone 7s/7s Plusは従来通り32GB、128GB、256GBの容量が揃えられるでしょう。価格も据え置きとすれば下のようになるでしょう。
iPhone 7s (32GB) → 649ドル
iPhone 7s (128GB) → 749ドル
iPhone 7s (256GB) → 849ドル
iPhone 7s Plus (32GB) → 769ドル
iPhone 7s Plus (128GB) → 869ドル
iPhone 7s Plus (256GB) → 969ドル
iPhone 7sとiPhone 7s Plusでは同じ容量でも120ドルの価格差がありますが、原因はディスプレイの大きさとカメラ部分の差とみられます。比較的高価なOLEDディスプレイを搭載し、顔認証に使えるセンサーを搭載するiPhone 8も同容量のiPhone 7s/7s Plusに比べて高くなるでしょう。細かい計算はできませんが、その価格差は同様に120ドルになると仮定すれば容量別の価格は以下のように予想できます。
iPhone 8 (32GB) → 889ドル
iPhone 8 (128GB) → 989ドル
iPhone 8 (256GB) → 1089ドル
しかしiPhone 8は128GB、256GBモデルのみという予想もあります。品薄だったiPhone 7/7 Plusのジェットブラックでも32GBモデルが省略された過去があるだけに、iPhone 8でも同様に最低容量は128GBになるとしても不自然ではありません。そのためiPhone 8の最低価格は989ドルになると推測されます。
日本での販売価格は？
Appleは実際の為替レートよりも円安ぎみの換算レートを使って日本国内でのiPhoneの販売価格を決定します。円相場が大きく動くとiPhoneの価格も変動するのですが、最近は値上げ、値下げともにされておらず、1ドル112円くらいで計算して価格が決められています。
iPhone 8 (128GB)が989ドル、1ドル112円換算と仮定すれば、国内での税抜き価格は10万9,800円となるでしょう。同様に256GBモデルは12万1,800円となりスマートフォンとしてはかなり高額な商品になりそうです。ちなみにこれに消費税8％が加算され、購入時の支払額は128GBモデルで11万8,584円、256GBモデルは13万1,554円となります。
ここまで価格が上がるとすれば数年で買い換えるスマートフォンの価格の範囲を超えている気がします。ライバルのGalaxy S8, S8+の価格が750ドル、850ドルであることを考えると、Appleは旧機種を含めてiPhoneの価格水準を抜本的に値下げ方向で見直す可能性も出てきそうです。9月12日のスペシャルイベントで詳細が明らかになります。