Apple Watch Series 3(セルラーモデル)は月額500円の通信契約が必要

Appleは13日未明のスペシャルイベントでApple Watch Series 3を発表しました。Apple Watch Series 3は事前の予想で通り、セルラー通信に対応したモデルがラインナップに追加され、単独でいつでもインターネットに接続できるようになりました。しかしそのメリットがある一方で通信キャリアとの契約も必要となり、ドコモは月額500円(税抜き)と設定しました。

追記:auは月額350円と設定しました。これでドコモもこちらに合わせることになりそうです。

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ドコモ「ワンナンバー」のイメージ

180日間は月額料金無料

ドコモは「ワンナンバー」サービスとして月額500円でApple Watchに対してセルラー通信サービスを提供します。ドコモ回線でApple Watchを使う際にはiPhoneもドコモである必要があるのですが、これでiPhoneを家に置いていてもApple Watchで通話、インターネット接続が可能になります。

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おそらくauソフトバンクもこのプランを参考に月額料金を決定するはずです。寡占状態にある携帯通信市場で敢えてドコモより格安の料金設定にするメリットはauにもソフトバンクにもありません。Apple Watch Series 3(セルラーモデル)を利用するには月額500円というのが標準になると思われます。

追記:auはドコモより150円安い月額350円としました。さっそく競争を始めたのには驚きました。「ナンバーシェア」の提供開始について

キャンペーン合戦に期待

ドコモは初期の登録料金500円を2018年3月末まで無料にするキャンペーンを実施すると同時に、月額料金500円も180日間無料とします。契約のハードルを下げる狙いがあると考えられますが、ここで3社が競争して欲しいところです。おそらく3月頃にはキャンペーン期間の延期が話題になるでしょう。どこかのキャリアが延期すれば他社も追随することになるでしょう。

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ドコモによるワンナンバーのイメージ

テザリングオプションも月額500円ですが、3社の競争の中延期が繰り返され、いまだに課金されることはありません。おそらくこのまま無料とする方向で決着するのでしょう。Apple Watchの月額料金もこれと同じ経路をたどってもらいたいと考えます。

ちなみにApple WatchをiPhoneから独立させて使うことに月額500円の価値があるか、と考えてもまだ答えは見出せません。どうでしょうか。

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