先週、iPhone SE 2に関する具体的な噂が複数出てきて、いよいよ発売直前という雰囲気が出てきました。iPhone SE 2が噂通りのiPhoneなら初代SE同様に長い間売れ続ける製品になると予想します。
初代iPhone SEはランキング3位
2016年3月末に発売されたiPhone SEは発売後こそ在庫のない状態に陥りましたが、その後の需給関係は安定し、特に多く売れている印象はありませんでした。しかし低価格なiPhone、コンパクトなiPhoneに安定した需要があったことに加え、MVNO各社がiPhone SEの取り扱いを開始するなどで、多くの人が購入する製品になりました。
その結果、初代SEは2016年発売の製品にも関わらず、BCNの発表した2017年スマートフォン販売ランキングでは3位にランクインするなど、その売れ行きに派手さはないものの非常に安定した結果を残せる機種となっています。iPhone SEの成功にはもちろん安さという要因があったのは否めませんが、過不足のない機能と性能のバランスがよかったのもその一因だと考えています。
iPhone SE 2も成功するか
5月にも発売とされるiPhone SE 2はFelicaやTocu ID（ホームボタン）を搭載し、ワイヤレス充電に対応、イヤフォンジャックを廃止（防水？）と最新のiPhoneに引けを取らない機能を搭載する予定とされます。また性能面でもiPhone 7と同じA10フュージョンチップを搭載し、今後数年間は最新のiOSをインストールしても重くならないであろう水準の性能を備えているとされます。
この噂が本当なら、初代iPhone SE同様に発売当初は品薄になるレベルで売れそうです。そしてゆっくり売れ続け、今後数年間は販売ランキング上位に顔を出す機種になるでしょう。Apple Payは本当に便利で、Felicaに対応する意味は非常に大きいと考えます。これでApple Payの使えないiPhone SEユーザーの乗り換え需要も期待できそうです。
2020年の販売ランキングではiPhone SE 2が上位に入ってくるのではないでしょうか。