HomePod、2月6日に技術適合証明(技適)取得済み

Appleが2月9日にアメリカ、イギリス、オーストラリアで発売したHomePodは、依然としてこの3カ国以外での発売日の発表がありません。しかしこの発売に先立ち、日本ではAppleが総務省から、HomePodの技術適合証明(技適)を受けています。これは日本でのHomePod発売が近いことを示しているのでしょうか、それとも…。

技適

国内発売予定は未定

HomePodは現在販売されているアメリカ、イギリス、オーストラリア以外ではドイツとフランスで「春」に発売と発表されています。それ以外の国はおそらく「春」よりも遅くなると考えられます。日本での発売予定も「未定」であり、Appleは何もコメントを発表していません。しかしHomePodが技術適合証明を受けていたことから、発売に向けた準備が進んでいることがわかります。

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HomePodが既に技適を通過していることを考えると発売日が近いことも想定されます。ただもう一つ考えられるのが、日本での発売前に徹底したSiriのテストを実施する場合、テスト機材にも技適マークが必要になります。もしかしたら従業員に広くHomePodを配布して、日本語で毎日使ってもらうことで、Siriの調整を進めているのかもしれません。技適通過日を考えると、僕はこテスト用の可能性が高いと考えます。

ただ発売日は依然として「未定」のままですが、着実にHomePodが近づいてきていることは確かでしょう。

HomePodは日本で売れるか

仮にまもなく日本でHomePodが発売になったとして、これは果たして売れる商品になるのでしょうか。アメリカ、イギリス、オーストラリアではAppleファンが飛びついた後、売れ行きは鈍りつつあるようです。実際にApple Musicを聴くのには最適なスピーカーかもしれませんが、Siriでできることが少なく、他社のスマートスピーカーと比較して遅れをとっているのは事実です。

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日本ではスマートスピーカーは一部のガジェットファンが購買層の中心となっている製品でもあります。その購買層の中でApple Musicを頻繁に利用しているユーザーとなれば、さらに数は減るでしょう。またHomePodのもう一つの使い道であるスマートホームも日本ではほとんど普及していません。特にHomeKit対応製品の品揃えが悪く、日本でHomePodが発売されても、売れ行きはかなりのスロースタートになると考えます。

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