Appleは日本時間5日午前2時からWWDDCの基調講演を開催します。講演の模様はライブ中継され、参加者以外でもその様子を見ることができます。噂はたくさん出ているのですが、実際に何が発表されるのか、非常に気になるところです。
iOS、macOS、tvOS、watchOS
まず確実に発表されると予想されているのが、iOS 12、macOS 10.14、tvOS 12、watchOS 5です。これらはOSは毎年WWDCでバージョンアップの詳細が発表され、9月の正式リリースまでベータ版でテストが繰り返されます。今年も例年通りに次期OSの発表が基調講演の中心になることは間違いありません。ただiOS 12は新機能の搭載を抑え、安定性向上を目指すとの噂もあります。この噂が本当ならiOSに関しては少し地味な発表になるかもしれません。
macOS 10.14ではダークモードの搭載が明らかになっており、またNewsアプリもMacに搭載されるとされます。もちろんNewsアプリが使えるのは現時点ではアメリカ、イギリス、オーストラリアの3カ国のみなのですが、対象国の拡大についても何らかの発表があればサプライズになるかもしれません（その前兆はありませんが）。
MacBook Pro
今年のWWDCはハードウェアの発表はないとも報じられましたが、ここに来て新しいチップを搭載したMacBook Proのデータがベンチマーク測定サイトに現れたと話題になっています。もしかしたらWWDCでMacBook Proの更新が発表されるかもしれません。とはいえそれほど大規模な更新ではないと考えられており、WWDC終了後にサイト更新だけで発表される可能性もゼロではありません。
WWDCは開発者向けのイベントであり、ソフトウェアの発表が中心になるのが通例です。去年は例外的にハードウェアも大量に発表されたのですが、今年がどうなるかは来年以降のWWDCの方向性も左右しそうなので、注目したいと思っています。
HomePod、AirPower
昨年のWWDCで発表され、今年の2月に発売されたHomoePodは6月にはドイツ、フランス、カナダでも販売が始まります。しかしそれ以外の国の多くのユーザーがHomePodを待ち望んでいます。僕もその一人なのですが、販売計画について何らかの発表があってもおかしくはないでしょう。
また昨年9月に発表され、未だに発売に関する情報が出てこないAirPowerワイヤレス充電マットについても、WWDCで何らかの発表があることに期待しています。仮にWWDCで発売日に関する発表がなければ、発表から未発売のまま1年が経過してしまう可能性も出て来ます。こちらも便利そうな製品なだけに早期の発売を期待しています。