iOS7からFaceTimeに音声だけの「通話」機能(FaceTime Audio)が搭載されました。もちろんFaceTimeもFaceTime Audioも通話料は無料ですが、データ通信の料金は携帯電話会社の料金体系に即したものになります。
現在、iPhone 5s/5cの通信契約をする場合、一般的な契約体系では5,460円のデータ通信料金が発生します。この料金にはどのキャリアでも7GBの上限があり、実質的に780円/1GBの料金といっていいでしょう。なのでLTEや3G通信でFaceTime Audioを利用する場合、データ通信料金が通話料のようにかかってくることになります。
ってことで実験してみました。
FaceTime Audio使用前の通信量が72.9KB
FaceTime Audioを「1分間」利用した後の通信量が
755KBとなっており、差し引き682KBのデータ通信となりました。ここから7GBのデータ通信料金を元に通話料を計算すると、、、
(682KB/1,048,576KB)×780円=0.507円
となります。FaceTime Audioをモバイルデータ通信で利用する場合の通話料はおおよそ1分0.5円になると考えていいでしょう。通常の携帯電話料金に比べてはるかに安い値段で通話できることになりますが、完全に無料って訳ではないことに注意が必要です。ちなみに7GBを全てFaceTime Audioで使うなら約180時間の通話が可能です。
【追記】先ほど実験的に僕のiPhone(7GBオーバーで128kbpsに制限中)でFaceTime Audioを試してみました。結果は「問題なく利用可能」でした。FaceTime Audioだけを使うなら7GBの規制は気にする必要はないのかもしれません。