docomoもiPhoneの販売を開始しましたが、メール機能や通信エリアで不十分なままのスタートになったとも言われています。特に@docomo.ne.jpアドレスのメールは現時点では送受信できず、10月1日からメールアプリでのフェッチ受信にのみ対応ると公式にアナウンスされています。またリアルタイム受信/プッシュ通知については当面の対応しないとされています。
これはかなり機能面で不便を強いられますが、逆の発想も出来ます。僕はau版iPhone 4Sを発売日に購入しましたが、このときもメールのリアルタイム受信、プッシュ通知には対応しておらず、さらにMessage機能やFaceTimeも利用できませんでした。しかしauが徐々に機能を改善して、どれも問題なく利用できるようになっています。
この機能改善の過程は楽しかったです。どのように対応するのか、本当に予定日までに対応するのか、いろいろ考えながら楽しみに待っていました。iOSのアップデートで対応される場合が多かったので、アップデートが来るのも楽しみでした。なかでも@ezweb.ne.jpのプッシュ通知をExchangeサーバーを利用して対応したのには驚きました。
Exchangeでezwebが使えました |
こういう機能改善の楽しみがあるのは確かです。さらにLTEエリアが狭いと言われるdocomo版のiPhone 5s/5cですが、エリアマップを見る限り拡大予定エリアはかなり広いです。現在メインで利用されている2.1GHz帯以外にも1.7GHz帯や800MHz帯の基地局も増設されそうです。こういう改善を体感できるのも楽しいです。
僕はiPhone 5でauのエリア拡大、さらには周波数幅の拡大を観察して楽しんでいました。15MHz幅のLTEエリアを見つけるのも楽しかったです。いまは5cに機種変更してしまったため安定して800MHz帯を掴んでしまい、変化を観察できなくなって少し不満に思うくらいです。
Xiは2014年2月末までの拡大予定が広い (紫、黄色、黄緑のエリアが拡大予定) |
こういう意味でdocomo版iPhone 5s/5cには他社のiPhoneにはない楽しみがあると思います。