凄く速くなったけど、75Mbpsの使い道は?

昨日、家の無線LANルーターをTime Capsuleに交換したところ今まで最大のダウンロードスピードが30Mbps程度であったののが、最大で実測75Mbpsにまで拡張されました。この速度は案外安定していなくて、少し離れると40〜50Mbpsに落ちますが、これでも十分なスピードです。

またKDDIは今年後半にも下り最大110MbpsのLTEサービス(iPhone 5を含む)を開始するとアナウンスしています。こちらも実測値では75Mbps程度が期待できそうで、ついに無線インターネットも50Mbpsオーバーの時代になったということです。

パワーアップした
無線LANの速度

さて、これだけスピードが出ることは利用者にとってメリットがあるのは当然です。ただ数百KBのWebサイトを閲覧するだけなら10Mbpsだろうが75Mbpsだろうがその違いはわからないと思います。Yahoo! JAPANのスマホ向けトップページが0.6MB(=4.2Mbit)なのでダウンロードだけなら10Mbpsなら0.42秒、75Mbpsなら0.06秒と双方ともに一瞬の範囲です。さらにその他要因として応答速度なども関わってきて、さらに利用での差は体感しにくくなります。

なので超高速通信はWebブラウンジングというよりも大容量ファイルのダウンロードに適していると思います。音楽や動画のダウンロードでその真価を発揮するのではないでしょうか。またOSの販売もAppleではダウンロード販売が主流です。これでは数GBのダウンロードが必要であり、超高速通信が威力を発揮しそうです。もちろんLTEでこれらをダウンロードするとすぐに月7GBの規制に引っ掛かるので注意が必要です。

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