先ほどの記事に書きましたが、日本でもkindel unlimitedサービスが開始されました(kindle unlimited 日本でもサービス開始! 月額980円(初月は無料体験))。12万タイトルの電子書籍が月額980円で読み放題となるサービスですが、もちろんiPhoneやiPadでもkindle unlimtedのサービスを楽しめます。
電子書籍とiPadの相性は抜群
初代iPadが発売となった時から「ついに電子書籍時代がやってきた」と言われ続けていました。しかし実際は電子書籍配信サービス側も含めて、iPadの発売当初、電子書籍時代と呼ぶほどの動きはありませんでした。
しかしその後kindleサービスの開始、iBooksサービスの開始、さらにはiPadのRetinaディスプレイ対応、iPad miniの発売と徐々に電子書籍を楽しむ環境が整いつつありました。そして今回のkindle unlimitedサービスの開始でようやく本格的な電子書籍時代が始まるのではないでしょうか。
Retinaディスプレイを搭載したiPadは日本語の細かい活字や雑誌の写真も綺麗に表示します。iPad miniは片手で持っててどこでも電子書籍を楽しめます。これに気軽に本を選んでダウンロードできるkindle unlimitedが組み合わされば、本当に快適な電子書籍生活に入れそうです。僕もさっそく会員になりました(30日間は無料です)。
タブレット普及の起爆剤になるか
電子書籍サービスの充実は電子書籍と相性のいいiPadやその他タブレット端末の普及にも影響しそうです。iPadの販売に一頃のような勢いがないのはAppleの決算報告からもわかります。またその他のタブレット端末も大ヒットを記録するようなものはありません。
この状況を打開するきっかけとしてkindle unlimitedには期待していいかもしれません。「スマホの大きい版」という一般的なタブレット端末に対する認識をkindle unlimitedというキラーコンテンツが一変させてくれることを願います。