iPhone 7 Plusの品薄、これまでと比べてどのくらい酷いのか

iPhone 7 Plusは発売直後から極端な品薄状態になっています。ショップによっては全色、全容量で全く入荷しないところもあったようで、状況は深刻なようです。これは過去のiPhoneの発売日の店頭販売状況と比べるとどのくらい酷いのでしょうか。

モデルによって当日分ありは例年通り

BIC

上の写真は昨日のビックロでの在庫状況です。auに僅かながらiPhone 7 Plusの在庫がある以外は、iPhone 7に少し当日販売分がある程度です。新宿で数店回りましたが、どこの量販店もだいたいこんな感じでした。

ちなみにiPhone 5sの時は下の状況

iPhone 5s

当時、iPhone初参入となったドコモ以外はすべて売り切れ。ドコモの場合は買い替え需要がなかったことなどが売れ残りにつながったとされます。一方で今やなかったことにされてしまったiPhone 5cは全ての容量、全ての色で当日分が在庫として確保されています。

ただ人気色(新色のゴールド)については、容量によってはキャリア旗艦店でも入荷0となる店もあり、iPhone 7の状況はiPhone 5s以来の品薄と言えそうです。ただApple Storeでは当日分の在庫が確保されており、発売日に確実に入手できる手段は残されていました。

iPhone 6の時は下のようになりました。

iPhone 6

ソフトバンクのiPhone 6 Plus以外は予約なしでも当日購入が可能な状況でした。初めてiPhoneが大型化したものの、多くの人は5.5インチを大きく感じたと思います。iPhone 6 Plusはそれほど売れた機種にはなりませんでした。

そして去年のiPhone 6s

iPhone 6s Plus

前年、iPhone 6 Plusがそれほど売れなかったためか、最初の供給が抑えられたのかもしれません。それが影響してか、iPhone 6s Plusは当日販売分は用意できない状況になりました。しかし予約開始直後に予約すれば、ちゃんと発売当日に手に入れることはできました。在庫状況は今年と似ていますが、質は全然違います

やっぱりiPhone 7 Plusの供給は少なすぎる

iPhone 7iPhone 7 Plusの発売後、最初の土日になりましたが、iPhone 7 Plusは予約開始直後に注文するようなファンにもほとんど行き渡っていません。例年、Plusはそれほど売れる機種ではないものの、それ以上に供給は少ないようです。

jetblack

中にはジェットブラックモデルは「年内のお渡しも厳しいと」連絡があったという人もいます。やはり今年のiPhoneは異常事態と言わざるをえません。来年以降、この品薄の記憶がユーザーに残ることは確実で、発売日のiPhone争奪戦は激化しそうです。

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