iOS 10.3ではiPadに片手入力用のフローティングキーボードを搭載(か)

今朝方開発者とベータテスター向けにリリースされたiOS 10.3の最初のベータ版の分析が進んできます。「AirPodsを探す」のようにすでにベータ版で使えるようになっている機能もありますが、まだ使えない(コードの存在だけが確認されている)機能もあります。

iPad(9.7インチモデル以下)用の片手入力キーボード

iOS 10.3のベータ版にはiPad向けに片手入力が可能になるキーボードが搭載される見込みです。現時点では機能についてのコードが確認されただけでシミュレーターでしか利用できませんが、ベータ版の更新が進めばこの機能もいずれ解放されると予想されます。ちなみにこのキーボードはiPad Pro(12.9インチ)には対応していないとのことです。

keyboard

リークされた片手入力用のキーボードはiPhoneのソフトウェアキーボードとよく似ています。2画面で作業することのできるiPadでは表示領域を狭くすることなく、同時に起動しているメモ帳などに文字を打ち込めるようになります。またキーボードは動画のPinPのように好きな位置に動かせるようです。入力する手が画面表示を隠すことがなさそうで、iPadで文字入力を多くする人にとっては便利な機能かもしれません。

iPadの新モデルとiOS 9.3の同時発表に期待

今朝配信の始まったiOS 10.3のベータ版はこれから何回か更新されたのち、 3月中頃に正式版がリリースされると見込まれています。この時期のiOS最新版のリリースはAppleの新製品発表イベントに合わせて実施されることが多く、今回もスペシャルイベントの開催、そしてそこでの新商品の発表に期待が集まります。

スペシャルイベント

個人的には今回iOS 10.3の中に発見されたような機能をスムーズに使えるパワフルなiPadの登場に期待しています。具体的にはiPad Proシリーズの更新となるのでしょう。そしてiPad Proのラインナップに7.9インチモデル(iPad miniと同サイズ)が追加さるれこと強く期待しています

更新情報を配信します