未発表のiPadとMac、ユーラシア経済委員会のリストに掲載

これまで数多くのApple製品の存在を発表前に明らかにしてきたユーラシア経済委員会の登録リストですが、今回は未発表のiPad(5モデル)とMac(モデル)がこのリストに登録されていることが判明しています。(Apple registers five new iPads and Macs in Eurasian database

登録リストは有力な情報

これまでユーラシア経済委員会の登録リストは数多くの未発表のApple製品の存在を明らかにしています。過去には2016年8月にiPhone 7Apple Watch Series 2Apple Watch Series 1AirPodsが発表前にリストで存在が確認されています。また2017年、2018年にはそれぞれ発表前に低価格iPadがリストに掲載されていました。

今回も新モデル発表の前兆としてリストは有力な情報源にはなり得ます。しかし今年の3月にはiPhone SE 2とされる未発表のiPhoneがユーラシア経済委員会のリストに登録されたものの、その後何も発表がなく「リストへの掲載=新モデル発表」という図式は崩れています。iPhone SE 2は途中で計画が放棄されたとも伝えられており、Appleは発表が確定するより前にリストへの登録を済ませている可能性はあります。

今回もiPadとMacについて数週間ほどで新モデルが発表されるという情報はありません。もしかしたら試作品や将来の発表に備えたリストへの登録なのかもしれません。

5モデルのiPadとは

現在、Face ID搭載でホームボタンが廃止されたiPad Proが年末にも発表されると噂されています。今回リストに登録された型番のうち一部はこのiPad Proのものと考えられます。iPadはセルラーモデルとWi-Fiモデルで型番が別れているのですが、1機種だけで5つの型番は多すぎるのであと1モデルの開発が進んでいてもおかしくはありません

まだ噂にもなっていないiPadがiPad mini 5だという可能性もまだ残っています。iPad miniは開発が終了しているとの情報もあります。ただAppleはiPad mini 4の販売を続けており、次期モデルの登場を否定はしていません。低価格なiPad( 5th、6th)の登場で存在意義を失いつつあるiPad miniですが、もう一度モデルチェンジを施して活路を見出して欲しいと思っています。