AirPlay 2の地味だけど嬉しい改善

先日公開されたiOS 12.3Apple TVアプリの追加AirPlay 2対応テレビのサポートなどを含み、比較的大きなアップデートとなりました。その中にAirPlay 2に関する地味だけど嬉しい改善も含まれていました。

音量調整が可能に

Apple Musicを仕事スペースで聴くのに、iPadやiPhone、MacからApple TV(とそれに繋げたスピーカー)にAirPlay 2を使って転送して聴いています。しかし本当に謎だったのですが、今まではiPadでAirPlay 2で転送した音楽はiPhoneから音量の変更ができませんでした(その逆も)。どちらからAirPlay 2で転送しているかはいつもそれほど気にすることではないので、手元にあるデバイスで音量調整が出来ずに不便を感じたことは何回もあります。

その不便さがiOS 12.3で解消されています。iPhoneからApple TVにAirPlay 2で転送した音楽の音量をiPadからも上下できるようになっていました。またiPhoneで再生を始めた音楽についてはApple Watchからも選曲や音量の上下が可能であり、常に手元にあるデバイスで選曲や音量の操作ができるようになりました。これで仕事の電話がかかってきたとき、なかなか音楽の音量を下げられずに慌てるってことはなくなりそうです。

HomePod、Echoにも期待

iPhone、Apple WatchユーザーとしてApple Musicは生活と切っても切り離せない存在になっています。今回AirPlay 2でのApple Musicがさらに便利になったのですが、まだまだ発展余地はあります。Apple Music再生にぴったりなHomePodを導入すれば、さらに多彩な楽しみ方が可能になるはずです。日本での発売は未定の状態が続いていますが、発売されればすぐにでも買いたいと思っています。

またEcho端末のApple Music対応にも期待したいです。Echoの性能のいい音声アシスタント機能とApple Musicの組み合わせは、さらに音楽が日常に入り込んでくるきっかけになりそうです。ただHomePodもEchoのApple Music対応も、どちらも日本で使える日が見えてきません。できるだけ早く対応してほしいところです。