iPhone（XS以降の機種）では任意のNFCタグへのタップをショートカットアプリのオートメーションのトリガーにできます。私もHomeKit対応家電の操作にNFCタグを使ったオートメーションを使っているのですが、Apple Watchでも使えればもっと便利になると思っています。
ワークアウト記録をより便利に
Apple WatchでもwatchOS 7からショートカットアプリが使えるようになってディスプレイをタップするだけで、さまざまな操作が自動でできるようになっています。しかしApple Watchの操作は両手がフリーな時にしかできません。Siriを使えば音声で操作できるのですが、ここでNFCタグが使えるとより便利になると思います。
春になって自転車に乗る機会が増えていて、サイクリングのワークアウトとしてApple Watchで記録しています。しかし自転車に乗りながら、自転車を支えながらApple Watchを操作するのは難しく、ワークアウトの記録開始や一時停止の操作がスマートにできません。こんな操作をNFCタグへのタップひとつで済ませられれば非常に楽になります。
ステム部分に貼ったNFCタグにタップすると「サイクリングのワークアウト開始」と設定しておけば、記録はかなり楽になりそうです。同じワークアウトでもGymkit対応のジムマシンで似た操作が可能であり、便利さはすでに多くの人が体験していると思います。サイクリングだけでなく、毎日ランニングするコースのスタート地点にNFCタグを貼っておけば、それにApple Watchをタップしてランニングの記録を開始ってこともできます。
ぜひApple WatchにもNFCタグを使ったオートメーション機能を搭載して欲しいと思っています。