iOS 10.2、本日配信されたのは正式版ではなくbeta7だった…

iOS 10.2は今週にも正式版がリリースされると予想していたのですが、今週リリースされたのはiOS 10.2 beta7でした。beta7で大きな変更は現時点で確認されていませんが、次のiOSの更新でiPhone 6sのバッテリー問題を診断するツールが搭載されるとの情報があり、それがbeta版に追加された可能性はあります。

診断ツールを含めて来週にも正式版リリースへ

iPhone 6sのバッテリー不具合を診断するツールは来週リリースのiOSに搭載されると言われています。この「来週リリースのiOS」がiOS 10.2の正式版なのでしょう。beta5,6,7と立て続けにリリースされたことも正式版の公開が近いことを感じさせます。おそらく来週の早い段階、火曜日未明、水曜日未明にiOS 10.2の正式版がリリースされるはずです。

これで待ちに待ったスクリーンショットの無音化が可能になります。カメラのシャッター音も小さくなるようです。ずっとスクショ音には悩まされているので、ようやくと言う感じです。ちなみにあくまで僕の予想ですが、この診断ツール搭載のために正式版のリリースが1週間延期されたのではないかと考えています。

診断ツールで対象端末絞り込みか?

iPhone 6sのバッテリー問題はシリアル番号で確認できる潜在的な対象者(発売日に買った人はほぼ対象)が非常に多く、修理窓口が大混雑しているようです。実際に申し込みから手元にiPhone 6sが戻ってくるのに2週間近くかかる状態です。

iPhone 6sの消耗したバッテリー

ただしAppleではシリアル番号が該当していても、予期しないシャットダウンが起こらなければ修理の必要はないとしています。とはいえ現状ではシリアル番号が修理対象範囲の製造であることを示し、口頭で症状を告げれば無料でバッテリー交換となる状態です。

これでは症状がなくてもバッテリーを新品に交換したい人も修理を申し込むことになります。この状態を改善するため診断ツールでより厳格に修理が必要かを判定して、修理対象端末を絞り込み、修理の混雑を緩和するのが狙いなのかもしれません。