iPhone 7/7 Plusに新色として登場した(PRODUCT) REDモデルの注文が今晩0時01分から始まります。21日に発表された商品の中では最も注目度の高かった(PRODUCT) REDモデルですが、どのくらいの人気になるのでしょうか。
確かにカッコいい、でもあと半年で最新モデル
iPod nanoやApple Watchのスポーツバンド、iPhoneケースでは既に(PRODUCT) REDモデルがそれぞれ存在します。しかし、それらはこれまでそれほど話題になることはありませんでした。この(PRODUCT) REDカラーがiPhoneの新色としてどこまで存在感を示せるか、不透明ではあります。
確かに(PRODUCT) REDモデルはこれまでにないカラーリングでカッコいいのですが、「iPhoneをカラフルにしたい」という要望はケースが満たしていると言っても過言ではありません。周りを見てもiPhoneをケースをつけずに使っている人はほとんどいません。(PRODUCT) REDモデルもケースをつけて使うなら、わざわざ買う必要もなさそうです。
さらにあと半年で最新iPhoneが発売になるという時期も微妙です。あと半年待てば、次期iPhoneにも(PRODUCT) REDモデルが登場するかもしれません。どうでしょうか、そこまで大ヒットする新色にはならないと思いますが、どこまで売れるか今晩のApple Online Storeの在庫状況に注目したいと思っています。
iPadも今晩から注文開始
iPhone 7の(PRODUCT) REDモデルよりも、Appleの今後にとっては重要になりそうなiPadの注文も今晩の同時刻に始まります。ただ注目度は(PRODUCT) REDモデルよりは低くなっています。iPadの性能的に目新しいものがないのがその原因であり、販売終了となったiPad Air2の方がいいというユーザーも多くいます。
今回、価格を下げたことで、iPad(さらにはタブレット)の潜在需要を顕在化させる目的が透けて見えます。今回のiPadが性能や重さにそれほど拘らない層(逆に価格には敏感な層)への浸透を図れるか、それとも失敗するかはAppleの今後のiPad戦略に大きな影響を与えそうです。こちらは中期的な販売台数に注目しようと思います。