Appleが開発者向けにリリースしたOS X 10.9.4内に新モデルのiMacを想定したと思われる型番が発見されたと報じられています(英語サイト:9TO5MAC)。この情報に先立ち、多くの国のApple Online StoreでiMacの納期が「3-5営業日」に延長されるなど、新モデル発表の前兆が確認されていました(既に24時間での発送に戻っています)。
今回の記述発見で来週6月2日のWWDCでの新iMac発表は確定的になったのではないでしょうか。おそらく新iMacには4Kサイズのディスプレイが採用され、このディスプレイで4K動画の編集などが可能になるように処理速度などを大幅に向上させていると考えられます。
4Kディスプレイは未だに高価なものが多く、このバージョンアップでiMacの価格が大幅に上昇する心配はあります。しかし普及モデルであるiMacが4Kに対応することで、これからは4Kディスプレイが標準となり、またiPhoneでも4K動画の撮影機能が一般的になっていくのかもしれません。
さらに期待すれば、iMacだけでなく、Apple Thunderboltディスプレイも4K対応へとリニューアルされ、それに繋がるMac miniもよりパワフルなモデルへと更新される可能性もあります。Appleがどこまで4Kディスプレイに対応させたラインナップにするか興味深いところです。
もうWWDCまで5日ほどとなり、真偽の区別なく噂がどんどん湧き出てくる感じです。しかし、ここまで来れば真偽の検証よりも、発表されたときの驚きを想像して楽しむほうがいいのかもしれません。