ついに新型iMacの噂も 期待が膨らみすぎたWWDC

Apple Online StoreでのiMacの出荷予定日が2−3営業日となったようです。通常は24時間以内に出荷となっているところですが、納期が少し長くなっています。このような納期の延長は新モデル発表の前兆と捉えられており、ちょうど来週のWWDCで新型iMacが発表されると推測される根拠となっています。(参考:海外サイト、英語)

しかし、WWDCへの期待が膨らみすぎている気もします。もともと開発者向けのイベントであったはずですが、近年はiPhone, iPad以外の新モデルの発表の場としての意味合いも強くなっています。商品ではiMacの他にMac mini、Apple TVも新モデルの発表が期待され、さらに新サービスとなる「スマートホーム」なるプラットフォームも発表されると報道されています(FTの記事 英語、無料登録が必要です)。更に今年はApple史上最大となる起業買収(Beats社買収)の報告までこの場所で行なわれるともいわれています。

ここまでWWDCへの期待が膨らむのは、最近のAppleが1月から6月まで大きなイベントを開かないせいもあるのかもしれません。これまでは3月にiPadを発表していたのですが、これが11月へと変更になり、年の前半はイベントのない期間になっています。

今年は斬新な商品、プラットフォームであるCar Playの発表もあったのですが、これもイベントではなくプレスリリースだけでした。結果として今年も年前半はAppleのイベントがない期間になっています。この空白期間が長ければ長いほど、Appleファンの期待は熟成され、噂や憶測となってWWDCにのしかかってくることになります。

とにかくWWDC開催まであと1週間なので、ここで噂の真偽を顕彰するよりも、噂を楽しみつつ本番を待つ方が面白いのも確かです。

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