新料金プラン競争が次期iPhone発売を巻き込んで混沌状態に

ソフトバンクが「VoLTE時代を見据えた」料金プランを発表したことで、一気に新料金プランの競争が注目されました。ソフトバンクに続いてドコモも完全通話定額を盛り込んだ新プランを発表しています。ドコモの新プランは申込状況も好調のようで、通話定額や家族プラン、長期割引に対するユーザーの興味の高さが表面化したと言っていいでしょう。

しかしソフトバンクは準通話定額プランを撤回し、またauは新プランの発表すらしない状態となり、料金プラン競争は変な凪の状態になっています。
この微妙な状態を解説する記事が掲載されています「なぜ、KDDIだけが音声通話定額制の導入を見送ったのか?

記事によると、auは今のところ「ドコモの通話定額プランの様子見」となっているようです。そしてなにより「VoLTEの導入と同時に定額制を開始したい」との本音があるようです。更に記事では踏み込んでいて、ケータイジャーナリストの推測として「新型iPhoneがもしVoLTE対応機だったら、その発売に合わせ、auがインパクトのある定額制を打ち出してくるかも」とも書かれています。

なかなか想像力のたくましい記事ですが、確かにVoLTEサービス開始、魅力的な新料金プランとiPhone 6が組み合わされれば、他社のiPhone 6より印象の強いものになりそうです。当初6月から開始されるとしていたデータシェアプランも9月以降に延期されました。9月といえばiPhoneです。発売日が近づくにつれて通信キャリアの動きの後ろにiPhoneの影がちらつき始めた気もします。

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