総務省が発表している免許情報が更新されています。こえれによると、これまで関東地方だけだったソフトバンクのBand1によるLTEのうち、15MHz幅を使って下り最大112.5Mbps (iPhoneでは100Mbps)となる基地局が3局増加しています。
場所は静岡県駿東郡小山町となっています。
あまり馴染みのない場所ですが、富士スピードウェイがあるところと言えば、ピンと来る人も多いかもしれません。場所的にそれほど混雑した地域ではないので、LTEに周波数を使いやすかったのかもしれません。
ただ、場所というより、3局でも増えたことが重要だとおもいます。これまでソフトバンクでは100Mbpsエリアが出来てから、一部の屋内局を除いて基地局数は増えていませんでした。それがようやく増加に転じたということに意味がありそうです。
今後、112.5Mbpエリアを拡大させていく第二歩目が静岡の3局になる可能性は十分に考えられます。iPhone 6では端末が下り最大150Mbpsに対応する可能性が高いですが、ソフトバンクだけは現状の周波数構成ではカタログ通りのスピードを出せません。数字で見える部分で他社との差が歴然としてしまう可能性があり、その差を少しでも埋める意味でも112.5Mbpsエリアの拡大は必須だと思われます。