HomePodのファームウェア、Appleが間違って公開?わざとじゃないの?

Appleは先月、年末発売予定のHomePodに組み込まれるファームウェアを公開しました。公開はAppleのミスとされていますが、Appleがこんなミスするか?って疑問が湧いてきます。

homepod

ファームウェアから多数の情報が流出

Appleは発売前(発表前)の製品に関して、詳細を公開することはほぼありません。そのためアナリスト事情通サプライチェーン筋アクセサリーメーカー小売店関係者など様々なところから「」として新商品の情報が出てきます。特にiPhoneに関しては注目度が高いため、真偽不明の情報が多数出てきます。

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今回のiPhone 8に関しても数えきれない噂が出ていましたが、最終的にHomePodファームウェアが示唆する情報を多くの人が信用しています。Appleから直接漏れた情報ということで、それだけ高い信ぴょう性があると判断されているのでしょう。Appleとしては発表前の製品の詳細が多数明らかになったので、ファームウェアの公開は大きなミスと言えそうですが、こんな間違い、普通するでしょうか

期待感を過度に煽らないため?

Appleは時として新製品や新サービスへの過度の期待を鎮めるために一定の情報を提供します。今回のiPhone 8もスクリーン内にTouch IDが組み込まれ、未来的な生体認証が可能になると期待が加熱していました。しかし実際はiPhone 8には顔認証のみを搭載しているようです。Appleはこの期待感を鎮めるため、またTouch ID非搭載を発表した時の失望を少なくするため、自然な方法で情報をリークしたと考えることもできます。

Qualcomm

iPhone 8への期待感が高まりすぎると、既存機種の売り上げにも影響するとAppleは懸念しています。そうした懸念も意図的なファームウェア誤公開へと繋がったと考える傍証にはなり得ます。今回のHomePodのファームウェアは多数の情報をもたらしましたが、その中にはAppleからの「過度の期待は禁物ですよ」というメッセージも含まれているような気もします。

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