いよいよiOS 11が日本時間9月20日午前2時頃にリリースされます。AR機能など注目新機能がたくさんあっていち早くダウンロードしたいところですが、今回はアップデート前に確認すべきことがあります。
iOS 11では作動しないアプリ
今回リリースされるiOS 11から古いアプリ(ずっとアップデートされていないアプリ)が使えなくなります。iOS 11では64bitアプリであることが必要となっており、32bitアプリとされるものが作動しなくなります。この問題は数ヶ月前からアナウンスされており、それでも対応しないアプリディベロッパーはアプリのアップデート(ユーザーへの提供)を放棄したとみなされます。
今iPhone内にあるどのアプリが32bitアプリなのかは「設定」→「一般」→「情報」→「App」と進んでいくとApp互換性としてiOS 11では動かないアプリが表示されます。ここに自分にとって重要なアプリが表示されているならiOS 11にはアップデートしない方がいいでしょう。それでもiOS 11にアップデートしたいなら代替アプリを探すか、開発者に連絡を取ってアップデートをお願いするしかありません。
iOS 11の開発は万全か
6月のWWDCで発表されて以降、iOS 11はデベロッパーやベータプログラム参加者の手によって検証と不具合の解消が進められてきました。既に何度もベータ版がリリースされており、新機能も含めて不具合はほとんどない状態で正式版がリリースされるとみられます。一時期多くあったアップデート時の不具合も最近はあまりありません。32bitアプリの問題がなければリリース直後にアップデートしても大きな問題にはならない可能性が高いと思います。
ちなみに僕は新しいiOSは毎回リリース直後にダウンロードします。そして今回はiOS 11に合わせてiPad Proまで買ってしまったのでかなり楽しみにしています(もちろん2時にダウンロードします)。コントロールセンターの変更には慣れる必要がありそうですが、AR機能が強化されたアプリは早く使ってみたいです。そして何よりiOS 11とiPhone Xの組み合わせを楽しみにしているのですが、こちらは少なくとも1ヶ月半は待たないといけません。早くiPhone Xを触ってみたいです。