今日（26日）未明にMac用の新しいOS「macOS High Sierra」が配布され、iPhone8、iPhone Xの発表から始まったAppleの大きなイベントは峠を越しました。しかし今年はまだまだOSも
新製品
も出てきます。
10月下旬にiOS 11.1とwatchOS 4.1
例年、AppleはiOSのメジャーアップデートから1ヶ月ほどして1回目のアップデートを実施します。その時にはメジャーアップデートに間に合わなかった機能が追加されることが多く、今年も1回目のアップデートでいくつか注目機能が追加されると予想されています。
まずiOS 11.1では個人間送金サービス（Apple Pay Cash）が実装されると予想されています。AppleはこのサービスをiOS 11で提供するとしていましたが、先日のiOS 11の正式版にも組み込まれておらず、iOS 11.1に持ち越されたようです。送金サービスはまずアメリカで提供されますが、ヨーロッパでも商標登録の申請が終わっており、世界規模でのサービスを目指していると考えられます。
そしてwatchOS 4.1ではApple Musicの4000万曲に達するライブラリへのアクセスが可能になると予想されています。LTE通信機能が搭載され単独で利用できるApple Watchですが、現時点（watchOS 4.0）ではストリーミングでApple Musicを使うことはできません。watchOS4.1でApple Watchの独立性が大幅に向上すると期待されています。
iPhone X、iMac Pro、HomePod
そして10月最終週にはiPhone Xの予約が始まります。例年にないくらい静かな発売日となったiPhone 8ですが、これもiPhone X待ちの人が多かったためと説明されています。おそらくiPhone Xの争奪戦はかなり激しくなるでしょう。発売日前日からApple Storeに並べば買えるのか、それともショップ予約に何時間も並ぶべきなのか、僕も今から悩んでいます。
その後、年末にはiMac ProやHomePodが発売されます。iMac Proは超高性能なプロ機材として販売されるようですが、一般ユーザーにも魅力的な製品になりそうです。またHomePodは国内販売は未定ですが、とりあえずアメリカ、イギリス、オーストラリアでは年末に発売となります。音声アシスタント端末としての完成度、オーディオ機器としての性能など気になる所は多くあります。
年末にかけて、まだまだApple関連の動きは止まりません。